MESSAGE
「仕事は仕事、家庭は家庭。」と
いう思いを胸に、仕事と家庭を
両立できるよう努力していきたい
エルホーム芦屋 副主任
畑中 亜紀
私はエルホーム芦屋に入職して9年になります。特別養護老人ホームで勤務し、現在は副主任として業務に当たっています。
2018年6月頃に妊娠していることがわかり、その時点で上司に報告しました。夜勤業務を外していただき、日中の軽介助を重点的に行うことになりました。二人介助でのトイレ誘導や移乗介助、リネン交換、フロアの見守り、パソコン入力、バイタル測定等の業務を行いました。早出や遅出業務では移乗介助、排泄交換の対応等、身体の負担になる業務も増えますので日勤業務を主に行いました。入浴介助や排泄交換等、周りの職員に頼ってお願いすることが増え、申し訳ない気持ちやみんなが負担になっているのではないか等の不安もありました。また、体調変化もあり体力面や精神面で大変なこともありましたが、みんなの気遣いや、ご入居者様、ご家族様から多くのお声掛けいただくこともあって、今できることを精一杯やっていこう、という気持ちで仕事に取り組むことができました。
2018年12月末から産休に入り、身体を休めつつ出産に向けて準備をし始め、2019年2月に男児を出産しました。2020年4月に保育園に入園し復帰予定だったのですが、新型コロナウイルスが流行り始めたため、6月からの復帰となりました。復帰後は週末休みの週5日勤務、就業時間は9時から15時半の時間短縮で勤務させていただいています。
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復帰までの1年半は仕事を休んでいたため、ご入居者様や職員とのコミュニケーション、自分自身の介護技術への不安がありました。というのも育児期間中は24時間、子供と向き合う中で様々な初めての経験にぶつかり、疲労困憊になりながら過ぎていき、とても長く感じられたので、復帰しても元のように仕事ができるのか、育児との両立ができるのか、といったことが心配でした。しかし実際に復帰してみると「おかえり」、「待ってたよ」と声をかけていただき、新たな気持ちで仕事に取り組むことができました。育児に関しては、保育園に通っていることで成長をたくさん感じられたり、仕事の時間は子供と離れていることで、より子供との時間を大切にできたり、悩みを話せる人がいたりと「復帰して良かったな」と思っています。時間短縮勤務で副主任という立場なので、いつからフルタイムで働こうか等、色々と考えることもありますが、若い職員たちが結婚し、出産し、復帰しても働きやすい環境にできたら良いな、という気持ちでいます。「仕事は仕事、家庭は家庭。」という思いを胸に、時にはみんなに甘えながら仕事と家庭を両立できるよう努力していきたいと思っています。