エルホームで、月一回の「オレンジカフェフォーラム（認知症カフェ）」も令和２年２月で５２回を向かえる事ができました。新型コロナウイルス感染症対策で３月からお休みをしておりますが、新しい生活様式の中で何かできることを考えたいと浜町民生委員、福祉推進委員、ボランティア、精道高齢者生活支援センター認知症地域支援員の方々に集まっていただき懇談会を開催いたしました。

コロナ禍においては、用心して巣ごもりしておられる方や、ようやく趣味の会に参加されるようになって喜んでおられる方、地域では福祉推進委員の方が友愛訪問をされ「やっとお話しができた」と言われる方など高齢者の方の孤立予防に努めておられます。

今後の課題としては、このコロナ禍の時期を乗り越えて認知症・介護予防の推進という中で、認知症の人にやさしい街づくりを目標に、自分が認知症になった時に安心して楽しく過ごせる地域の憩いの場として「認知症カフェ」の必要性を確認しました。

保健福祉センターや集会所などをお借りし、少人数でもできることや屋外で開催できるプログラムも検討して、この「つながり」を切らさないように、継続していきたいと皆様の意向を確認しました。

これからも地域の皆様のお力をお借りして「オレンジカフェ　フォーラム」がかけがえのない居場所となるように、地域サポート施設として地域福祉向上の一助となるように願っております。