■方針作成の背景と目指したい世界
私たちは「多年にわたり社会の進展に寄与されてきた高齢者の尊厳を保持しつつ自立と豊かな生活を送れるよう支援します」を基本理念とし介護サービスを提供する法人です。私たちは、「あんしん」、「ぬくもり」そして「やさしさ」を行動方針とし、ご利用者様に寄り添うサービスを徹底してまいります。その一方で、改正労働施策総合推進法(以下「パワハラ防止法」といいます。)に則って考えた場合に、ハラスメントと断定される言動をとられるご利用者様が、ごく僅かですが見受けられる可能性があります。サービスを提供している職員も、ご利用者様と同じ感情を持つ「人間」です。その点をご考慮いただくためにも法人としてカスタマーハラスメントの定義と私たちの考えを公表させていただくことにしました。これはカスタマーハラスメントの対策のみを目的としたものではなく、ご利用者様と当法人の良好な関係性を、これからも継続し、当法人のサービスの質の向上をさらに高めていくことを目的としており、今後も、ご利用者様にご満足いただけるサービスを提供できるよう、尽力してまいりますので、ご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。
■当法人が考えるカスタマーハラスメントとは
パワハラ防止法が定義する6種のハラスメント「身体的な攻撃」、「精神的な攻撃」、「人間関係からの切り離し」、「過大な要求」、「過小な要求」、「個の侵害」に則り、以下を想定しています。
1.精神的な攻撃
2.身体的な攻撃
3.過大な要求
4.個の侵害
上記のような事象がみられた場合、止むを得ず当法人としてサービス提供停止、契約解除等の措置をとらせていただく場合があります。
■カスタマーハラスメント防止を強化するための法人内の対応
1.発生時の対応
2.ハラスメント防止のための対応